2022年08月05日

2022年30週(7月25日~7月31日)

 手足口病は甲府市保健所管内で警報レベルが継続しており、峡南保健所、富士・東部保健所管内でも報告数が多くなっています。
手足口病は、ウイルスの感染によって口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る感染症で、子どもを中心に、主に夏に流行します。
感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)が知られており、比較的長い期間、便からウイルスが排泄されることがあります。
感染予防のため、十分な手洗いを心がけ、タオルの共用は避けましょう。
 ヘルパンギーナは甲府市保健所管内で警報レベルが継続しています。
発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎で、乳幼児を中心に夏季に流行します。
予防には感染者との密接な接触を避け、うがいや手洗い、手指の消毒を励行することが重要です。
 夏休み期間中に海外旅行を予定されている方は、渡航中に感染症に罹らないよう、渡航先の感染症情報を確認しましょう。
詳しくは、やまなし感染症ポータルサイト内の関連リンク(厚生労働省、検疫所ホームページ)を参考にしてください。

【警報】
 手足口病(甲府市保健所管内)
 ヘルパンギーナ(甲府市保健所管内)
【注意報】
 なし

【山梨県感染症情報センターより参照】
(2022年8月4日更新)