2022年10月21日

2022年41週(10月10日~10月16日)

 手足口病は引き続き、やや多い患者報告数で富士・東部保健所管内が多い状況です。
手足口病は、ウイルスの感染によって口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る感染症で、子どもを中心に、主に夏に流行します。
感染予防のため、十分な手洗いを心がけ、タオルの共用は避けましょう。
 また、RSウイルス感染症は、患者報告数が増加傾向で、特に甲府市保健所管内で顕著です。
新生児や6ヶ月以内の乳児、先天性心疾患や肺に基礎疾患のあるお子さんが罹患すると、肺炎や細気管支炎など重篤な病態を引き起こすことがあり、注意が必要です。
 感染症を予防するため、マスクの着用、手洗い、うがい、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖・肘の内側などを使って、口や鼻をおさえる)の徹底及びタオルの共用や人混み、患者との濃厚接触を避けましょう。

【警報】
 なし
【注意報】
 なし

【山梨県感染症情報センターより参照】
(2022年10月20日更新)