2023年07月07日

2023年26週(6月26日~7月2日)

 いわゆる夏かぜの代表的なウイルス性疾患であるヘルパンギーナ、咽頭結膜熱の報告数が多くなっています。
特に、ヘルパンギーナの報告数は増加しており、中北保健所、富士・東部保健所、甲府市保健所管内で警報レベル、峡東保健所、峡南保健所管内で多い報告数となっています。
また、咽頭結膜熱の報告数は横ばいで推移していますが、甲府市保健所管内で多い報告数となっています。
 RSウイルス感染症の報告数は横ばいで推移していますが、昨年の同時期よりも多い状況にあり、特に甲府市保健所管内で顕著です。
 感染性胃腸炎の報告数は横ばいで推移していますが、甲府市保健所管内でやや多い報告数となっています。
 COVID-19の報告数は、先週(第25週)と比較して増加しています。
 感染症を予防するため、マスクの着用、手洗い、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖・肘の内側などを使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。
また、タオルの共用や人混み、患者との濃厚接触を避けましょう。

【警報】
 ヘルパンギーナ(中北保健所管内、富士・東部保健所管内、甲府市保健所管内)
【注意報】
 なし

【山梨県感染症情報センターより参照】
(2023年7月6日更新)